にんにく卵黄のCMの「ばあちゃんの〜」の歌は耳について、あまり愉快ではない。
「口癖なのは、ばあちゃんが健康食品会社からギャラを貰っているからなんだよ」ということを、ちゃんと子供には教えておくべきだ。宣伝とはそういうものだ。
さておき「うがい、手洗い、にんにく卵黄」という謎の健康標語であるが、我が家の母さん（＝わたくし）の標語は、ギャラももらっていないのに「歯磨き、睡眠、ビオフェルミン」である。他の乳酸菌製剤「ビオスリー」とか「ラクトーン」とか「ヤクルトBL」などでも構わない。便宜上、近くのドラッグストアで安売りをしていることが多い商品名がついていることを了解されたい。
歯磨きは大事だ。実は今、家族のうち1名が虫歯で歯医者に通っていて、治療費と治療時間が痛い。口内を清潔にすることは、インフルエンザ予防にも効果があるらしいし、歯周病は、全身の状態を悪くするものである。健康には歯磨きだ。
睡眠が大事なのはいうまでもない。体力気力を回復させ、鬱も防ぐ。
それから乳酸菌製剤である。漠然とした健康向上ということになると、それこそ始終いろいろなものの宣伝をやっているが、我が家は貧乏であるので、アイテムを絞らざるを得ない。今は乳酸菌製剤なのである。
便秘でなくても飲んでいる。アトピーに効果というのは私については本当で、毎年ひどい主婦湿疹に悩まされる私が、この秋冬は平気なのである。他に変わったことはしていない。
なにしろ、ハンドクリームを塗り忘れても手が荒れない。そのハンドクリームも安いもので大丈夫。しみたりしない。パックリと割れて血が出たりしない。小さい痒い水泡もできない。中性洗剤を使っても平気である。そういうわけで、例年、手のケアに使っていた費用と時間がマルマル浮いて、薬代は十分ペイできた。そういえば、冬だというのに、外に出て活動しても、全然ノドが痛くならない。
たぶん、毎日乳酸菌飲料を飲んでも、似たような効果があるのかも知れないが、錠剤の方がずっと安いのである。
食後に３錠、一日3回と書いてあるけど、朝晩2錠ずつ、時々飲み忘れる程度の飲み方で、350錠ビン（ここらの実勢価格、1280〜1480円）が３ヶ月もつ。ひとつき500円弱。
いや、あくまでも個人的感想です。高いものではないので、試してみてはどうでしょう。
