節約料理三原則。

 大企業ボーナス二割減っていっても、夏100万のボーナスが80万になるという話で、出るだけいいじゃないの、と思う。
 GDPが15.2%マイナスの見込み、贅沢品、不要不急の品は軒並み販売が難しくなるなあ。なくても生きていけるものを作っているからなあ。

 とりあえず節約。ますますの節約。

 安い(高いものは買えない)
 手抜き(時間がかかっては高かったのと同じこと)
 栄養(体調が悪くなってはかえって高くつく)

 この三原則を念頭に置いて、食事の用意をするのである。
 
 たとえば100グラム48円〜78円で売ってるトリムネ肉、半額や3割引シールが貼られていればなおよし。これを買って帰ってすぐに、胡椒と塩をまぶして一晩冷蔵庫に置くわけ。
 で、翌朝、スープキューブの入った湯を煮立てて、その中に入れ、5〜6分沸騰させてそのまま冷まして。
 ナベが煮えてる間に、クズ野菜で可、ニンジン(の皮)、大根(の皮)、セロリ(の葉っぱ)やタマネギなどを刻み、ニンニクの匂いをつけた油で炒めて、トリの煮汁とお湯を入れてそれでおいしい野菜スープ。
 これは、そのとき食べる分だけをハーブソルトで調味する。
 ゆでたトリムネは、冷蔵庫に保存。ハムのかわりにサラダやサンドイッチに使える。冷たいトマトととても合う。ラーメンの具にしてもよい。
 もちろん、マスタードを添えてそれだけで主菜にもなる。
 小さいジャガイモを買ってる。これはよく洗って、皮をむかずに電子レンジでゆでる。バターを薄くまぶして塩胡椒すれば、簡単に付け合わせができる。
 煮汁は、薄めて塩味で調味すれば、よいスープになる。ジップつきポリ袋に入れて三日以内に使い切れない場合は冷凍。
 さきほどの野菜スープが余ったら、次の食事のとき、トマトを刻んで入れ、溶き卵を入れればトマト卵スープになるし、カレールーを入れ、トリを戻してカレーにすることもできる。付け合わせの皮付きジャガが残っていたらそれもぶちこむ。
 という雑な手抜き料理の数々。
 この一連の流れは、何を作ってもやたら早いのがいい。