貧乏クリスマス2010

メリークリスマス。
 ゴージャスなクリスマスをお過ごしの方もいらっしゃると思いますが、こちらは、お金のないクリスマス。
 まあクリスマス自体なくてもいいのだが、やらないと子供が自分は愛されていないのではないかと悩んだりするのではないか。
 とはいえ、クリスマスだからって財布のひもが緩むものでもない。緩んだところで何もでませんが。
 飾り付けは、ツリーに点滅電球、オーナメントは、市販のものや、手作りした思い出のもの。一銭もかからない。 押し入れから出してくれば良い話である。
 クリスマスらしいごちそうも、いつものおかずのアレンジに過ぎない。
 なぜトリを食べるのか? おとといマルキョウで買っておいた生チキンレッグは100グラムあたり59円。今日買えば倍だ。冬場冷蔵庫のパーシャルルームに置いておけば鮮度に問題も起きず、塩とスパイスをまぶしてオーブンで焼くだけ。天板のすきまはびっしり野菜で埋めて、つけ合わせもできあがる。あと野菜スープ。
 ケーキは、これまたいつもの炊飯器ケーキ、溶かしバターと砂糖を気持ち多めに入れて焼いたのを輪切りに二分割して、水溶きしたジャムを塗ってから、泡立てた生クリームを塗って重ね、デコレーションは缶詰めの桃。
 生クリームケーキは子供の要望による。ホットケーキミックスのケーキで全く問題はない。ふわっふわっのスポンジである必要はない。ホームメードな味わいがなかなかよろしい。  
 ケーキのトッピングがイチゴになると、一気に製造コストは倍増する。なんでクリスマスイブにイチゴショートケーキを食べるのか? そんな必要はない。
 つまり、いつものおかずとおやつに、アンズジャム瓶半分と、生クリーム1本と、桃缶1個くらいのプラスと、プレゼントに消費すれば、まがりなりにもクリスマスになるものである。
 プレゼントは、子供のリクエストのソフトは、ネットオークションで入手。送料込み1200円くらいだった。
 そんなふうに今年のクリスマスも過ぎて行ったのであった。めでたしめでたし、か?

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