銀杏ご飯。

 銀杏の殻をむき渋皮をとってゆがき、塩少々とともにいつもの炊飯器に。銀杏ご飯にする。何か方法があるのかと検索をかけたが、結局シンプルな炊き方http://www.kyobunsha.co.jp/shirohato/ryori/2000-01.htmlでかまわないみたいだ。
炊きあがったご飯の中で、ゆがいたときの2倍見当の大きさでピカピカ光っている銀杏は、予想に違わず美味。ご飯もほんのり香りが移って、気のせいかモチモチした歯ごたえも生じて、美味。
 この銀杏は、去年福大大池通り(ローカルな地名)の並木で拾った。この道の銀杏は秋の黄葉がひときわ美しいが、銀杏の実の落ちる季節にこの道を通るときにポリ袋は欠かせない。その場合、袋は2つ持って行くこと。ひとつは収穫を入れるため。もうひとつは、手にかぶせて、直接銀杏を触らずに拾うためである。
 あ、銀杏を拾ってる人、結構多いですよ。拾わないでいると、そのうちに潰れてしばらく道路から悪臭が漂いますから、拾うことは、結構世のためになります。
 元手なく美味な銀杏ご飯を食べていると思うと味わいもひとしおである。野菜たくさんの味噌汁と、焼いた鰺の開きとダイコンおろしで、実に充実した夕飯であった。