すでに運命づけられている貧乏

 月末の支払いの算段をはじめる。余裕が全然ないね。
 週末にアルバイトに出るのに、バス会社の半年12000円、ひとつきあたり2000円、1日あたり約200円の土日祝日パスを買っておいてよかったよ。安いギャラでも、交通費が出る仕事で、バスの便がある場所ならば、少なくとも200円、多ければ1500円くらい、交通費(支給される交通費−200円←1日あたりの休日パス料金)が稼げる。行きは、時間が比較的正確な鉄道でも帰りはバスを使う、などの工夫はする。遅刻厳禁だよ。電車代をケチって仕事を失ってはいけない。電車が遅れたのなら情状酌量はしてもらえるが、電車で行けと言われてるのをバスで行って遅刻したのでは、勘弁してもらえまい。

 帰りは、便があるかぎりはバス。高速バスだと半額は手出ししないといけないが、それでも鉄道の半額より安い。
 3月など、バスで行ける場所の仕事が多かったので、交通費差額を8000円くらい稼ぐことができた。交通費の差額を稼ぐことよりも、手持ちの少ないお金を手出しせずに済むということの方が大きいんだけどね。立て替え払いが大きいのは辛い。

 働かなければ将来は、借金まみれの老人、少し働けば蓄えのない老人、必死で働くと蓄えのある老人となる。よほどラッキーであれば余裕のある老人となるが、ちょっとそれは困難だ。
 いずれにせよ、老人になる前、つまり当面の生活レベルは、貧乏と決定しているわけで。まったく変わらないのである。
 となると、貧乏を楽しむ今のライフスタイルは、継続されると運命づけられているわけである。
 こすっからい日々は続く。