UFO年金問題解決?

 国民年金に入ってからの支払い年数しか年金の計算に入れていないような通知が私あてにまた届いた。
 つまり、会社で働いて支払った十数年分の厚生年金の記録がないのだ。
いわゆるひとつの「消えた年金問題」が、私にも該当しているということ。
そうなると、年金の年数がどうしても足りないので、歳とって働けなくなったら、貧乏で財産を持たない私は、もしも生活保護が受けられなかった場合、姥捨て山に行くしかない。

 思い立って、社会保険事務所に電話してみた。

 国民年金と厚生年金の番号を言うと、結婚前に勤めていた、ふたつの会社の勤務期間の厚生年金の記録が、昔の名前で残っているのがわかった。係の人の説明では、データを名寄せするとのことだった。
 
 一冊の年金手帳に社会保険事務所で書きこまれた二つの年金番号と二つの名前であるのに、なぜ、データが名寄せされず離ればなれになっていたのだろうかという疑問は消えない。

 以前社会保険事務所に電話したときは(年金問題がこんなに問題になる前だったから)年金手帳を持って社会保険事務所に来てもらわないと答えようがないと横柄に言っていたが、今は、ある程度は電話で済ませることができるみたいだ。
 社会保険事務所の窓口が大混乱を起こしているのは想像にかたくない。いちいち来てもらうよりも、他人の年金番号をいくつも騙ることのできる人間はそういないだろうから電話で済ませるようになったのか。
 それにしても、支払い記録が消えたんじゃなくて、単に名寄せがされていなかっただけだということがわかってホッとする。
 支払い記録が消えていたら、勤務していた会社で、古い支払い済みの記録を出してもらわなければならない。存続している会社なので何とかなりそうな気もするが、運が悪ければ何とかならないかも知れないと思っていた。ちょっとはよく眠れるようになるだろうか。 

 このようにして、私の未確認浮遊UFO年金問題http://www5.diary.ne.jp/logdisp.cgi?user=512033&log=20070531は解決の見通しとなった。まだ油断できないが。