未確認浮遊年金。
宙に浮いた年金5000万件って、件数だけみれば、日本の成人の半数近い数字じゃないのか。他人事じゃないって。
つまり、データが名寄せされないまま、無記名になって宙に浮いている、ということ？ たぶん自分の年金もそうだ。2つの会社にわたって勤め人を長いことやっていたのだが、今の年金番号には、それらが反映されていない。
というのは、国民年金に入ってからの支払い年数しか年金の計算に入れていないようなハガキが届いた憶えがあるのだ。いつでも電話１本入れれば何とかなると思っていたのだが、データが宙に浮いているということは、どうもそうではなさそうな気がしてきた。
もしも、勤め人時代に払った年金データがドブに捨てられて元に戻らないのだったら私は年金需給資格は得られない。どうせ今社会保険事務所に行っても大混乱しているのだろうが。
そんななか、社会保険事務所は「国民年金基金のご案内」を送ってきた。既に払っている年金について、ひょっとしたら払ってもらえない恐れがあるっていうのに、さらに上乗せして年金を掛けませんか？と言っているのですからね。
笑うよ。
