冬物クリーニング

 今日は、晴れて少し風があったので、冬物一掃洗濯日とした。クリーニングに出すことを考えると、ホームクリーニングは十分もとがとれる。他の家事や仕事をしながらの作業で、1日数千円〜1万円の効果がある。つまり、ちゃんと時給が出る、効果の高い作業である。
 カシミヤのセーターなど、何年も手洗いだが、まったく不都合はない。白いカシミヤは白いまま、カシミヤの幸せな感触はそのままである。もちろん私のカシミヤセーターは、リサイクルで買ったカシミヤである。冬物ジャケットも自分で洗う。干すハンガーをタオル巻きして形を整えて干せば問題ない。
 サンスターのドライアップを使い、干すときにちょっと気を使うだけである。クリーニングに出すよりも、自分で丁寧に洗った方がいいに決まってる(と思っておこう)。別洗い高級クリーニングに出せれば話は別ですが。
 よーく干して、防虫剤と一緒に片付ける。
 そんなにしてちまちまと自分でクリーニングしてるのに、全然お金がたまらないという考えもできるが、自分でクリーニングしているから、毎年新しいセーターやジャケットを買わなくても、そこそこの恰好で外が歩けるという言い方もできる。洗わないのは虫食いの素だ。
 服が買えないのもそう悪いことではない。買い物に費やす時間が少なくて済む。昔は服を見に行くって結構時間をかけていなかったか?
 ‥‥‥ううむ、貧乏生活に適応しきっている。足るを知るというのは幸福の条件ではあるのだが、ここから抜けられなくなる危険も孕んでいるかな。