新年からの食生活。

 正月に福岡に帰って来てからは、実家義実家で貰った野菜などがメニューの中心となった。
 それらの食料をどう無駄にせずに使うかが、今月の食費を決定すると言っても過言ではない。
 まず、おでん。
 大量に貰った大根は、皮をむいて切って面取りし、冷蔵庫に残っていた卵と一緒に水からゆがき、卵を引き上げて大根はもうしばらく保温鍋に。大根を引き上げたあとのゆで汁は、コンニャクの下ゆでに使ったあと、油揚げの油抜きに使う。貰った餅を袋状にした油揚げに入れ、口を干瓢で縛って餅巾着を作る。
 干瓢は案外高いので、<font size=5>縦半分に裂いて</font>使っている。細くても問題なし。倍使える。
 だし汁に醤油・味醂で味つけしたものに、大根とゆで卵とコンニャクを入れて火にかけ、保温鍋に入れる。半日置いたあと再び火にかけ、餅巾着と練り物を入れれば完成だ。義実家から醤油を一升貰ったからには、<font size=5>徹底的に醤油を</font>使うことにする。
 というか、前にも書いたけど、醤油と味醂は最強の調味料で、これらだけでも何とかなるし、ちょっと何か(おろし生姜、おろしニンニク、昆布、インスタントだしの素など)を足せば、和食用調味料ミックスなど買う必要はない。肉じゃが、生姜焼き、ソーメンつゆ、うどんだし、と、いろいろ使い回せる。おでんも当然。市販の粉末おでんつゆより格段にうまいものができる。
 残ったおでん煮卵は引き上げて冷蔵庫に。ラーメンなどに乗せる。
 残ったおでんつゆの鍋に、干し椎茸を戻し汁と一緒に入れる。餅と青み野菜(今回は貰ったブロッコリーと大根の葉)を入れて雑煮。

 まあ、こんな具合に食べておりました。もちろんおでん以外のものも食べましたし、おやつも作りましたがそれはまた後日。