マネーのマナー。

「マネーにもマナーを」というプロミスのキャッチフレーズは「?」である。
金融業にしてみれば「借りた金はちゃんと返せ」という意味なのだろうが、
債務を履行することは「マナー」という次元ではあるまい。
要するに契約書通りにお金を返せ、過払い返還請求するな、
それが大人というものだ(?)という
絶対に言えない本音が見え隠れしてることかな。
その辺の曖昧さが不愉快なキャッチフレーズだ。

サラ金については山ほど書いた貧乏主婦である。
http://www5.diary.ne.jp/search.cgi?user=512033&cmd=search&word=%83T%83%89%8B%E0 
サラ金が悪ということではなく日本の金融業界全体の構造的な問題なのだ。

消費者金融大手4社の今期の巨大赤字http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20070511-00000001-fsi-bus_allという報道も記憶に新しい。
結局、過払い変換請求をした人たちは、サラ金ブラックリストに載せられてしまったのだろうか? 
「どうせ貸してくれんだろうけど」
過払い返還を受けた知人は言った。
サラ金が非合法なことしてて、正当にお金をとりかえしたのに
ブラックリストに載せられるのは理不尽だとは思うけど、
もう、借りなくてもよくなったんだよね」
つまり、もう借金は懲り懲りだし、
綱渡りの借金生活の中で節約がすっかり身についてしまったし、
過払いで返還されたお金を大事に原資としてとっているから、
当面のお金について借りなくて済んでるのだと。