省エネ生活

 貧乏主婦は節約すると心が晴れる。今日日の節約は、地球温暖化対策といって地球だとか世間さまのお役に立てることみたいだし。だって、電気代ガス代灯油ガソリン代その他支出に直接関わる部分がほとんどなのですから。
 貧乏なので、太陽光発電だとかハイブリッドカーなんて莫大な初期投資が必要な温暖化対策はできない。投資といったら、せいぜい電球ソケット用の安い蛍光管を見つけてくることくらいだ。
 あとは、あるもんを使う。
 ガスを使うときは余熱を徹底活用する。
 余熱利用といえば保温鍋で、うちにはまださほどビンボーでなかったころに買った2リットルの保温鍋がある。カレーやシチューを煮るときに使ってる。ちなみにパスタは保温鍋でゆでている。指定の時間プラス1分くらいでできる。ゆで汁は保温鍋に戻し、食後まで温かいままキープして、パスタ皿を洗うときに使うのは当然である。
 だけど、保温鍋をつかうまでもないことも多い。フツーのフタつきステンレス鍋やアルミ鍋も役に立つ。
 ゆで卵を作るとき、湯が沸騰したらガスを止めてる。鍋のフタをして余熱で茹で上がる。味噌汁を作るときも、沸騰したらガスを止めて鍋のフタをして余熱で具に火を通す。具に火が通ったら、再び火をつけて味噌を溶いたりあまり火を通さない具を入れたりして仕上げる。
 これから夏場になり、ガスを使う時間がそのまんま暑さになってしまうのだから、ね。