新学期が近づく。宿題なんて、みてやっても仕方がない。答え合わせまでするように答つきなのだから。
問題は……学用品の確認。書写の半紙を補充したり、絵の具の残量を確認したりする。
ちなみに、絵の具12色セットのある色の残量が不足していても、私はバラ売り1本を買って補充したりしない。
12色セットは安いし、安売りもしているが、バラ売りは高い。バラ売り5〜6本くらいの値段で、バーゲンで12本セットをひとつ予備に買っておく。
で、残り少ない色が出てきたら、新品と取り替える。……そこまでは、どこのお母さまもなさっていることだと思うが、問題はこれからだ。
補充した色がさらに不足してきたら、仕方がないのでそこでやっとバラ売りの絵の具を買い足すことになるが、その前にやることがある。
最初のセット絵の具のチューブ(捨てずにとっておく)と、補充したものの残量が不足してきたチューブ、これら、残り少ない同色の絵の具チューブの口をお互いくっつけて、人工呼吸さながら、片方に絵の具を入れるのである。それで、4分の1以上、つまり結構学校で使えそうな分量になれば、買い足しをせずにとりあえず、そのまま学校に持たせることになるのだ。
最近の水彩絵の具はポリチューブなので、そういうことが可能なのだ。
こすっからいが、結構効果的である。