改正貸金業法半年 その2

 まあ、新聞に載ってたトゴ(10日5割!!って実質年率軽く1825%、で良かったですか、先生)のヤミ金よりはましってことですか。
 しかも、ヤミ金業者にとっては、カードショッピング枠現金化は、営業の一番のネックであるところの回収リスクは全くない。80%で買い取ったものを、90%なり95%で売ることのできるルートさえ確保されていればいいのである。難しいことではない。ある種のブランド品なら素人でも簡単に営業をはじめられる。
 問題は、それでもこんなことをせざるを得ない背に腹は替えられない状況だ。
 従来どおりにカードでお金が借りられていたら、何のことはなくことは解決していたのだ。ちょっとのお金はカードで借りてちゃんと返せた。実質年率18%は、そんなにこわい金利じゃないし。この六月の法改正まではね。
 予想できたことだ。一部の、やや不健全だが何とかお金をまわしていけた人たちが窮地に陥ることは。法律の改悪である。

 ショッピング枠の正しい現金化の方法はね、忘年会の幹事を引き受け、自分は幹事特権で幹事がタダになる店を探して、現金でメンバーから集金し、自分のカードで決済することである。分割払いで買ったものを売ってしまうと、法律に触れるけど、食べ物は消えものであるので、非合法ではない。
で、カード会社に電話して、分割払いかリボ払いにしてもらう。ポイントもつくし。
 まあ、私は会社勤めじゃないし、幹事なんて面倒なことが必要な会合もない。私には使えない方法だな。
 とりあえず、なりふりかまわぬ節約が一番、ですわよ、奥様。